産後の指の痛み

こんにちは!

 

本日は、実は多い『産後の指の痛み』についてお話したいと思います。

 

まず、ご妊娠中~産後にかけては、本当に今までに感じた事のないお身体の変化を感じる時期です。

 

それは、体重の落ちづらさや体型の変化、恥骨や尾骨の痛み、手足のしびれや肋間神経痛、お膝の痛みや手首や指の関節痛。

 

人それぞれで、上げればきりがありません。

 

当院にみえる患者様に共有して言える事は、大なり小なり、この症状は治るのか?

 

一生付き合っていくものなのか?と不安を抱かれてご相談に来られています。

 

結論、産後の時期に適切なケアが出来れば良くなるものが大半を占めます。

 

産後骨盤まわりのお悩みはこちら産後骨盤矯正ページをご参照下さい。

→https://www.will-seikotsuin.com/menu/sango/

 

 

産後に指の関節が痛くなる理由は大きくは以下の2つがあります。

 

①産前産後のホルモンバランスの変化

 

ママさんのお身体はご出産時をピークとしてご妊娠中~産後概ね1年にかけて、骨盤の繋ぎ目や全身の関節が緩くなります。

 

これは赤ちゃんを産む為にそう言うホルモンバランスになるのです。

 

つまり、産後1年程はあまり強くない関節に負担がかかり痛みが出やすい時期とも言えます。

 

②育児での指への負担

 

特に乳児期は、長時間の慣れない抱っこ、授乳時に赤ちゃんを支えたりで手を酷使します。

 

バウンサーや抱っこ紐、ベビーカーのスイッチやレバーを強く指で押したりと意外と今までにない負担がかかるんですね。

 

 

【ご本人でのケア方法】

 

まずは、抱っこの仕方や授乳の姿勢を見直してみましょう。そして、指をケアするストレッチを育児の合間にしましょう。

 

①抱っこの仕方

 

抱っこ、特に横抱きは、手の指が力み過ぎず、腕全体で包み込んで、なるべくママさんのお身体に密着させます。

 

 

 

②授乳の姿勢

 

授乳はママさんの座り姿勢と授乳クッションの置き方が肝になります。

 

 

 

③指をケアするストレッチ

 

手の指を酷使している時は、握る動作ばかりで指が反りづらくなっていたりします。

指を何本か合わせて優しく反らせてあげましょう。

 

反対の手で支える程度のストレッチにして下さい。

 

20秒伸ばしたら、反対の手も伸ばします。これを2セットやってみて下さい。

 

軽くやっても痛い方はお風呂やシャワーで手が温まっている時に軽くやってみて下さい。

 

それでも痛い場合は腱鞘炎を起こしているかもしれませんので、ご相談下さい。

 

 

【最後に】

 

今日お話した指の痛みの中には、リウマチなど指の関節に痛みの出やすい疾患が、隠れている事も希にあります。

 

今日お伝えした方法を2~3週間続けても改善がみえない場合は、お早めにご相談下さい。

 

ウィル鍼灸整骨院では、医療機関への受診が必要と判断した患者様に対して、責任を持って適切な医療機関にご紹介状をお出しする事も行っています。

 

平日午前は、小さなお子さま連れでもご来院頂けますので、お気軽にご相談下さいね。

 

ママさんの健康はお子さんの幸せです。是非、お身体を大事にして下さいね!

 

※こちらの記事は、ケア方法などもう少しわかりやすくなるよう随時更新していきます。

 

武蔵境 ウィル鍼灸整骨院

2023年04月6日